Hirosima
久しぶりに、原爆ドームと向き合いました。
しっかりと写真を撮るのは、初めてだと思います。
広島生まれでは ありませんが『広島育ち』な私です。
広島は瀬戸内海に流れ込む7本の川と、山に囲まれた、水と緑に溢れた街です。
修学旅行などで、訪れた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
広島平和記念資料館に立ち寄り、今年の平和記念式典での『平和宣言』を拝読致しました。
『地球を愛し、人々を愛する気持ちを、世界の人々が共有するならば、
戦争を避けることは 決して夢ではない』
被爆当時14歳の男性の言葉が紹介されています。 胸に残ります。
私が、小学生の頃は、
授業で原爆ドームを写生したり、
夏には、原爆関連の映画や本を読み、感想文を書く。
市内にいくつもある慰霊碑を課外授業で、勉強していく。話し合う。
あの時代をいつも感じながら生きている。
それが『広島っ子』です。
慰霊碑を前に『世界が平和でありますように』と、絶えず 祈り、願うのです。
知らない国、遠い国。 地球上のどこかで、戦争は続いていて、
平和は『祈り、願う』しかない。と、幼かったあの頃は、そう思っていました。
市長の平和宣言に続き、今年選ばれた、小学6年生の『平和への誓い』にも触れました。
『平和は、わたしたち自らがつくりだすものです』
『さぁ、一緒に平和をつくりましょう』と、力強い『誓い』が記されていました。
インターネットが浸透した今の時代なら、
国家からの支配による『閉鎖的な価値観』や『偏見』の壁も崩れ、
平和宣言に記されていた言葉 『戦争を避けることは 決して夢ではない』と、本当に思います。
そして、子どもたちの『平和への誓い』にあるように、
『平和』は『祈り願うもの』から、『自らつくりだすもの』になり得ると感じます。
時代は動いています。
オリンピック・パラリンピック 2020 開催地に決まった『Japan』
世界各国から国境を越えて、スポーツを愛する、平和を愛する人が集まる祭典。
日本を訪れる際には、富士山や京都だけではなく、是非『Hirosima』にも足を運んで頂きたい。
2013年09月12日
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