〜生きることのすばらしさを伝えたい〜
関東に『台風27号』が、最接近していた週末、
ミュージカルの撮影の為『赤坂ACTシアター』に、4日間、詰めておりました。
骨髄移植推進キャンペーン ミュージカル『明日への扉』
何度も撮影に入らせて頂いておりますが、毎年、感動するミュージカルです。
慢性骨髄性白血病に倒れる『主人公』と、ドナーとなる『主人公』
『2人の主人公』それぞれの胸の奥にある『想い』や『葛藤』
そんな2人を、取り巻く人々の『揺れ動く気持ち』と『渦巻く色々な価値観』
様々な立場の人間、各々の『複雑な心模様』が見事に、舞台化されています。
ゴスペルアンサンブルの『熱いメッセージ』の生歌。
オーケストラピットの生演奏に合わせ、演者の皆さんが歌にのせて『想い』を伝えます。
シナリオは殆ど変わらないので、何度も同じ内容の『劇』を観ているのですが、
学生さんたちの『本気度』に、毎回、涙するのであります (u_u)
ゲネプロ撮影中は『数字に追われ』お芝居に入り込む暇なんてありません。
ピントも合わなくなるし、泣いてなんて居られませんが、
本番中は演出上、撮影出来ないシーンが多いので、ウルウルです (T_T)
演者の皆さんの『伝えたいという気持ち』が、まっすぐ胸に届きます。
主役級の役者だけでなく、大勢でのシーンに参加している『役名のないダンサーたち』も、
ひとり、ひとりの『全力度』が半端ではありません。
ファインダーを覗いていると、その事がよく分ります。
全員、余すこと無く『撮りたい!』そんな気持ちでいっぱいです (>_<)
『劇本編』の撮影は、もちろんですが、
舞台美術、照明、音響、メイク、運営、様々な役割で動いている、
『裏方さん』の撮影もして行きます。
シャッター総計11,070カット。
今回は『会場&進行』の諸事情により、少なめな気がします。
長い期間、このミュージカルにすべてを費やし、練習して来た学生の皆さん。
『延期』という、選択肢の無い『一度きりの舞台』
本当に『台風の影響』が無くて良かったですね。
3公演とも『大成功』おめでとうございます! そして、お疲れさまでした。
写真は、TBS側からの正面階段『ACTシアター』に掛かる『巨大な垂れ幕』
シャッタースピードを稼ぐため『超高感度撮影』をしているのですが、
『JPEG』で、よく持ち堪えているなぁ〜 (x_x)
2013年10月29日
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